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紀州肌着への思い

紀州肌着は、2010年、生地メーカーとして培ったノウハウを活かし、「本当に温かく、そして快適な肌着とは?」を追求したいという思いから始まったプロジェクトです。

インナーニット生地メーカーとして出来ること、出来ないこと

「その防寒肌着が優れているかどうかは、その肌着に採用されている生地で決まる。」
もちろん、ある意味正解である意味間違っています。
15年ほど前、あるスポーツメーカーから依頼された防寒肌着用の開発テーマが、
「とにかく見たこともないような温かい生地」でした。
糸選び、編み方、染色加工方法、あらゆる視点から改良を重ね、ようやく完成した生地で商品は出来上がり、
その世界ではちょっとしたブームになったほどです。
でも、その商品は、1シーズン販売されただけで、全く別の理由で廃番となってしまいました。
「もったいない。せっかくファンも出来たのに。」
こういうものすごく温かく着心地の良い防寒肌着は当時あまり見なかっただけに残念でなりませんでした。
「こうなったら 自分で肌着を作って売るしかないのかな」
そんな漠然とした思いもありながら、具体的にどうやったらいいかもわからないしその資金もない。
そんな時にたまたま目にしたのが和歌山県のわかやまブランド力強化支援補助事業でした。

壁だらけ、茨の道

和歌山県の地場産業で新たな挑戦をする企業に対する補助金制度が立ち上がることを知り、
計画を練り、資料を作成し、面接に臨んだ結果、幸運にも採択いただき、
紀州肌着は「わかやまブランド力強化支援事業認定事業」としてスタートすることになりました。
「本当に温かく、そして快適な肌着とは?」
生地の開発についてはそれまで温めていたアイデアを集約し、何とか形にすることは出来たものの、
どういうパターン(スタイル)で、どういう縫製方法を選択していいかもわからず、
最初の試作品の着心地は、私達が思い描くものとはまるでかけ離れたものになりました。
「どこをどう修正したらいいのだろう?」
「どこをどう修正して下さい、と縫製業者さんにお願いしたらいいのだろう?」
結局は生地のことしか知らない、防寒肌着に関しては全くの素人同然であることに気づかされます。

想いは通じる。そしてお客様も巻き込んで

何度改善しても納得いくものが出来ない。
そんな心が折れそうな状況が続いても、決してあきらめず情熱を持続させれば、
必ず助けてくれる、アドバイスをくれる人は現れるものです。
電話でご注文いただくお客様と1時間もお話しさせていただき、
紀州肌着の改善点をご指南いただいたこともありました。
肌着というのは 肌に直接まとうものですから、みなさんこだわりがあります。
生地だけを販売していたのでは決して分からなかった貴重な情報をいただき、
それを形にし、納得できたら、次の年の新商品につなげる。
紀州肌着が他の肌着と違うのは、「みんなで作る紀州肌着」であること。
紀州肌着は いつもお客様に寄り添い、そして進化を続ける。
そんな特別な肌着でありたい、と思っています。

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